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歯とお口をテーマにミュゼホワイトニングがお伝えします!

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ホワイトニングの料金の違いって?薬剤や方法、医院によって違う金額の理由が知りたい!

お金を計算する女の子

ホワイトニングデビューのための正しい料金知識!

歯の白さは、第一印象を左右する重要な要素。汚れていたり色素が沈着して黄ばんでしまっていては、清潔感は消え、不健康に見えてしまうことも。 ホワイトニングで歯を真っ白にしておけば安心ですが、初めての場合はまずホワイトニングの費用や料金相場、価格の違いなどが気になるところではないでしょうか? ホワイトニングを始める前に、金額にまつわる事情や、種類・方法の違いをしっかり確認しておきましょう!

ホワイトニングの方法は主に4つの種類がある

「ホワイトニング」は、一般的に次の4つに分類されます。

①ホームホワイトニング
マウスピースと薬剤を使用し、主に自宅などで自分自身でケアを行うホワイトニング。
②オフィスホワイトニング
歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術を行うホワイトニング。
③セルフホワイトニング
専門店などでスタッフ指導の元、自分自身でケアを行うホワイトニング。
④デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法。

これらの分類によって価格も変わりますが、重要なポイントは〈施術者が自分自身であるか・歯科医師などの有資格者か〉という点です。②④のような、有資格者による施術は価格が高くなり、自分自身で行う①③は価格が低くなります。
ここでは、①から順番にそれぞれの特徴とホワイトニング価格について説明していきます。

ホームホワイトニング白さの持続でメンテナンス費を節約

ホームホワイトニングとは、歯科医院でマウスピースを作り、処方された薬剤を使用し自宅などで自分の手でケアを行うものです。(※1) 薬剤を流し込んだマウスピースを、1日1~2時間装着するだけと簡単で、日常生活の合間にケアを行えることが魅力です。
また、ホームホワイトニングは効果を実感するまでに毎日利用で早くても2週間ほどかかりますが、白さを持続できる期間が他の方法に比べて長い(約1~2年)ことや、目標の色を調整できるといった特徴もあります。 ※1:内部の漂白(ブリーチング)効果のある薬剤は歯科医院でのみ処方が可能です。市販の薬剤には漂白成分が含まれません。

〈ホームホワイトニングの金額〉
医院でのマウスピース製作相場は約15,000~40,000円(※2)、薬剤の料金は1週間分で5,000円前後が目安です。つまりホームホワイトニングでは効果を実感するまでに約25,000円~50,000円ほどが必要と考えられます。ただし持続期間が長いため、その後のメンテナンス費用は低く抑えられます。(必要に応じて薬剤費のみ) ※2:簡易版のマウスピースが500円~1,000円程で市販されていますが、安価なものは薬剤が漏れやすく、専用に製作したものに比べると精度が劣りますので注意しましょう。

〈ホームホワイトニングの注意点&ポイント〉
ホームホワイトニング用に処方される薬剤は、無資格でも安全にケアが行えるようにマイルドな成分で作られています。繰り返し使用することで白さを深め長持ちさせるという点で効果を発揮しますが、即効性は期待できません。
また、手軽なイメージが強いホームホワイトニングですが、効果が出るまで自分の手でケアを行う必要があること、ケア期間中ずっと飲食制限が必要なことから、面倒になってやめてしまう人も。 ホームホワイトニングは、急いで簡単に白くしたいという人よりも、時間をかけてじっくり白くしたい人や、白さのレベルを調整したい人向けの方法と言えます。

オフィスホワイトニング即効性と手厚いケアでコスパ良好

オフィスホワイトニングは、歯科医院に行き歯科医師・衛生士の手で施術を行う方法です。
有資格者(歯科医師・歯科衛生士)にしか取り扱いができない「過酸化水素」「過酸化尿素」などの漂白成分を使用し、薬剤を活性化させる専用機器を用いた本格的なケアを行うため、即効性が高く効果が実感しやすいという点がセルフケアとの大きな違いです。 また、歯のクリーニングや汚れ防止コーティングなどのオプションに対応した医院も多く、お口の状態を実際に確認した上で手厚いケアを受けられるのも魅力でしょう。
1回あたりの施術時間は30分~1時間程度。1回完了か数回の通院が必要かは医院やメニューによって異なります。トータル金額とあわせて確認しましょう。

〈オフィスホワイトニングの金額〉
審美目的のため健康保険が適用されないオフィスホワイトニングの価格は、医院や施術メニューにより大きく異なります。そのため、1回10,000以内~70,000円と料金相場の幅にも大きな開きがあります。(※3) ※3:1回あたり価格は歯20本分を目安としています。価格単位は本数/回数など医院により異なります。

〈薬剤・機材の違い〉
オフィスホワイトニングの薬剤・機材・設備は、ホワイトニングの本場アメリカから輸入しているものが数多くの歯科医院で導入されています。歯が大きくエナメル質が厚いアメリカ人に向けて作られたものは、非常にパワーが大きく確かなホワイトニング効果を認められていますが、仕入れ値・維持費が割高なため施術価格も高額な傾向があります。

【料金例】
・「ブライトホワイト」1回約70,000円(1本あたり約3,500円)
・「ズームホワイトニング」1回約50,000円(1本あたり約2,500円)

一方で〈歯が小さくエナメル質の薄い日本人〉に向け、充分な効果と低コストを実現した新しいオフィスホワイトニングシステムも誕生しました。当院で導入している「ポリリンホワイトニング」もそのひとつです。(※4) 漂白効果のある過酸化水素と「分割ポリリン酸Na」を同時に使用することで、相乗効果によりホワイトニング効果を高めます。過剰にパワーの強い照射機材が必要なく、歯に与える刺激を軽減しただけでなく、価格を抑えることも可能になりました。
※4:ポリリン酸を使用したホワイトニングは、過酸化水素を同時に使いブリーチング(漂白)を行うものと、ポリリン酸のみを使用したもの(クリーニング)に分かれます。これらは全く別物ですのでご注意ください。

【料金例】
・「ポリリンホワイトニング(オフィス)」1回約10,000円(1本あたり500円)

〈カウンセリングの内容と人件費〉
歯の質やお口の状態は個人差があり、場合によってはホワイトニング施術が適さないことも。通常オフィスホワイトニングを行う歯科医院では事前にカウンセリングを行い、問題がないかしっかりとチェックをしますが、どこまでの内容を行うかは医院の方針によります。中にはカウンセリングをほとんど行わない、またはごく簡単に済ませることで人件費を抑えるといった医院も少なくありません。激安店などでは施術前後の歯の色の確認(シェードガイドの使用)を行わないこともありますので、不自然なほど価格が低い場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。

〈オフィスホワイトニングの注意点&ポイント〉
一般的な、過酸化水素を使用したホワイトニングの場合、歯への刺激が強く激しい痛みを感じることがあります。また、色戻りを防ぐため、施術後には非常に厳しい飲食制限があります。ただし前述の〈ポリリン酸を同時に使用した方法〉のように、痛みや飲食制限などのデメリットを解決した新しい方法もあります。心配な方はそういった方法を導入した医院を探してみてはいかがでしょうか。価格設定について、オフィスホワイトニングは医院により施術価格の単位が異なります。(例:口全体のケア=1回、歯1本の単価×希望本数=1回 etc.)被せ物や人工歯などホワイトニングができない歯がある場合は、1本単位の方がお得になる場合があります。また、継続的なメンテナンスを希望する場合はコース契約などで大幅にコストを抑えることも。

セルフホワイトニング自分自身でケアすることでコスト削減

セルフホワイトニングは、医療機関ではないサロンに行って自らの手で行うケア(クリーニング)です。非常にリーズナブルなため、ホワイトニングをまずは手軽に試してみたいという若年層を中心に人気が高まっています。
前提として、セルフホワイトニング店には医師・衛生士はいません。サロンスタッフから施術方法や器具の使い方のレクチャーを受け、全て自分で作業を行うのがセルフホワイトニングの特徴です。これは、医師・歯科医師・衛生士ではない一般のスタッフが口の中を触って行う施術は違法行為にあたるためです。 (※参考「セルフホワイトニングと歯科医院の施術の違いって?」

また、漂白成分である過酸化水素も取り扱うことができませんので、ケアはあくまで「クリーニング」の範囲内です。歯の汚れを落として本来の色に近づける(=白くする)という意味で、ホワイトニングのひとつと分類されています。主に酸化チタンやポリリン酸などを使用しケアを行います。(※5)
施術の説明も含めた初回の所要時間は約1時間、2回目以降は30分ほどです。
※5:オフィスホワイトニングで〈過酸化水素のサポート〉として導入されているポリリン酸ですが、セルフホワイトニング店では〈単独〉で使用し、表面の汚れ除去を行います。どちらも「ポリリンホワイトニング」と呼ばれていますが、効果・目的が全く異なりますので混同しないよう注意が必要です。

〈セルフホワイトニングの金額〉
非常に安価で利用ができます。1回2,000円~5,000円前後が一般的です。

〈セルフホワイトニングの注意点&ポイント〉
ホワイトニング初心者にとっては歯科医師が施術を行うホワイトニング専門医院との区別がつきにくく、お店に行ってから「歯の漂白ができない」ことを知り、がっかりするということが少なくありません。高い効果をイメージさせるためにわざと誤解を招く表現をするお店もありますので、有資格者の有無・薬剤についてよく確認しましょう。
目的を正しく理解していれば、セルフホワイトニングは非常にリーズナブルで痛みや制限もなく、お手軽にケアができるホワイトニングの方法と言えるでしょう。

デュアルホワイトニング即効性と持続性を備えた最強ホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うケアをデュアルホワイトニングといいます。
歯科医院での施術により短時間で白くした後、ホームホワイトニングによるケアを繰り返し行うことで白さを深めていきます。二つのアプローチにより即効性・持続性・高い効果が期待できる理想的なホワイトニングです。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方の費用がかかるため非常に高額ですが、徹底的にすぐに白くしたい!お金がかかっても高い効果を得たいという人に最もおすすめの方法です。

〈デュアルホワイトニングの金額〉
医院での施術代と、ホームホワイトニングの薬剤・マウスピースの製作費などをあわせおおよそ50,000~80,000円前後の費用がかかると考えられます。合計金額が高額になりますが、セット割引などのボリュームディスカウントを行っている医院もありますので、相談してみてください。

ホワイトニングの料金にかかわるエトセトラ

ホワイトニングの種類による違いと価格相場をお伝えしてきましたが、ここではホワイトニング料金に影響する基本的なポイントをさらに詳しく説明したいと思います。

「クリーニング」「ブリーチング」の違いって?歯の「清掃」と「漂白」

ホワイトニングとは歯を白くするための行為の総称であり、表面の汚れ落とし(クリーニング)も、漂白(ブリーチング)も、すべて「ホワイトニング」に含まれます。いずれも歯を白く美しくするという点は同一ですが、クリーニングが〈歯の表面〉の清掃や、歯石・歯垢の除去などを指すのに対し、ブリーチングは〈歯の組織内〉の色素を分解して色調改善する漂白・脱色を指します。
このように目的が大きく異なりますが、「ホワイトニング」というと多くの人がブリーチングをイメージするのではないでしょうか?

〈ブリーチングは歯科医院でしかできない〉
歯の漂白に使う「過酸化水素」や「過酸化尿素」は劇物にあたるため、資格をもった歯科医師・衛生士にしか取り扱うことができません。そのため、歯の内部の漂白を目的としたホワイトニングをしたい場合は、歯科医院でのオフィスホワイトニング施術を受けるか、歯科医院で処方された薬剤を使用したホームホワイトニングを行うことになります。
これに対し、漂白を伴わないクリーニングは、必ずしも歯科医師や衛生士が施術を行う必要はありません。ただし、口の中を触る行為はやはり医師・衛生士にしか許されていませんので、歯科医院以外(医師と衛生士の在籍しないサロンなど)でのホワイトニングは〈セルフ施術形式のクリーニング〉ということになります。
また、ホワイトニング効果を謳った歯磨き粉など、市販のケアアイテムもクリーニングにあたります。

ホワイトニングの値段で効果は変わるの?

漂白を伴うホワイトニングの効果は、薬剤の種類、濃度、作用時間などにより左右されます。
薬剤は、オフィスホワイトニングでは過酸化水素、ホームホワイトニングでは過酸化尿素が主成分として用いられます。どちらも歯の内部の漂白(脱色)することで歯を白くする作用を持つものですが、濃度が高くなるにつれ、また歯に塗布する時間が長いほどより高いホワイトニング効果を発揮します。したがって、濃度の高い漂白成分を用いるオフィスホワイトニングと、継続的に行うホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングは非常に高い効果が期待できるといえますが、前述のとおり費用も高額となります。

高濃度の過酸化水素にもデメリットがある

高い漂白作用をもつ過酸化水素は、歯に浸透すると一時的に歯の内部を脱水状態にするため、施術中や施術後に激しい痛みを感じさせることがあります。
また、脱水状態になった歯は絞ったスポンジのように外部の成分を吸収しやすくなり、施術直後は食べ物や飲み物の色がつきやすくなります。
これらの性質から、高濃度過酸化水素を使用したオフィスホワイトニングには「痛い」「飲食制限が厳しい」といったマイナスイメージが強く、興味はあるけど敬遠しているという方が少なくありません。

「ポリリン酸ホワイトニング」の登場痛みと制限を解決、コストも削減

「オフィスホワイトニング」の項でも触れました、「分割ポリリン酸を同時に使用する方法」は、上記の過酸化水素による歯の脱水症状を解決する画期的なホワイトニング方法として近年登場しました。
過酸化水素の歯への浸透をサポートし効率的に漂白を行うのと同時に、ポリリンが歯に水分を与えることで施術中の痛みは大幅に軽減されました。さらに、歯が脱水状態にならないため、施術後の色素の吸収を防ぐことができるのです。
また、ポリリン酸には歯の表面をコーティングし汚れや細菌の付着を防止する働きもありますので、ホワイトニングの白さが長持ちするだけでなく、口臭や歯周病の予防にも一役買うといったメリットもあります。

このように従来の悩みを解決した新しい技術ですが、コスト面では上述のとおり安く抑えることが可能になりました。ポリリン酸ホワイトニングは多くの場合「1本500円」の価格で提供され「ワンコインホワイトニング」とも呼ばれています。本数単位で選べるので、ホワイトニングが必要のない歯やできない歯(人工歯や被せものなど)の分を節約することも可能です。

〈ポリリンホワイトニングの注意点&ポイント〉
ここで注意してほしいのは「セルフホワイトニング」として扱われる、「ポリリン酸のみを使用したクリーニング」との混同です。セルフホワイトニングのケアは非常に低価格でお手軽ですが、漂白ではなく歯面の清掃(クリーニング)のみを目的としています。歯科医院で行う「ブリーチを目的としたポリリンホワイトニング」とはそもそもの目的が異なります。せっかく歯を白く(ブリーチ)したくてお店に行ったのに想像していた結果と違ったということがないよう、しっかり区別しておきましょう。

・歯の表面の清掃だけ=セルフホワイトニング店でのケア
・内部の漂白も含む=歯科医院でのポリリンホワイトニング

白さの持続期間はトータル費用に影響

上記のいずれかの方法でホワイトニングをして満足のいく白さになったとしても、時間とともに再び汚れや色が付くことは避けられません。飲食、喫煙、歯磨きの仕方により個人差がありますが、ホワイトニングの白さを長期間キープするためにはメンテナンスも重要です。
1回あたりのケア費用が安かったとしても、白さを持続できる期間が短ければメンテナンス費がかさみトータル費用は大きくなりますので、ホワイトニングの料金を比較する際はメンテナンスにかかる金額も念頭に調べるのがポイントです。
とくに、歯科医院でのオフィスホワイトニングの場合は、白さを持続させるオプションメニューを用意している医院も多いので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

まとめ押さえておきたいポイント

ホワイトニングにはいくつかの種類があり、方法や薬剤、施術者が誰かなどによって、金額に細かい違いがあることがおわかりいただけたでしょうか? 初めてホワイトニングにチャレンジする場合は、以下のポイントを抑えておきましょう!

目的:
漂白を伴うブリーチングであるか、歯面清掃を目的としたクリーニングであるか
効果:
白くなるまでの期間・白さの度合いはどれくらいか
単位:
1回単位or本数単位、どちらが自分にとってロスがないか
持続性:
メンテナンスはどれくらい必要か

また、オフィスホワイトニングの医院を選ぶ場合は、有資格者(歯科医師・衛生士)によるしっかりとしたカウンセリングがあるか、歯の色の確認をしてくれるかどうかなども比較検討の参考にしてはいかがでしょうか?

以上、参考になりましたか?様々なホワイトニングの方法がありますが、ご自分にとって最適な方法をみつけてお得に白い歯を手に入れてください!

当サイトのコラム監修ドクター
医療法人財団匡仁会 理事長 歯科医師 末光 妙子
日本大学松戸歯学部附属病院勤務後、一般歯科医院にてインプラント・矯正を軸に診療を行う。2010年4月よりホワイトニング専門医師として勤務。
現在は医療法人財団 匡仁会の理事長を務めながら、ホワイトニングの技術や知識を全国の歯科医院に広める活動をしています。ホワイトニングのスペシャリストとして、またお口のケア全般について幅広い知識があり、「必白仕事人」の異名を持つ。メディアにも多数出演。

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