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神経の治療をした歯の「変色」って?理由と解決法が知りたい!

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神経が死んだ歯=失活歯の変色理由と治療方法

最近、前歯の治療をして話題になっているハリセンボンの箕輪さん。「歯の神経が死ぬと歯が変色する」ということを、テレビなどで話題にすることで世間一般に広めてくださいました。
歯が死ぬこと(=失活歯)で起こる変色については、もともと何となく知っている方も多かったかもしれません。ではなぜ変色するのかはご存知でしょうか?
今回は、あまり知られていない理由と治療方法についてお話したいと思います。

そもそも、歯の構造ってどうなってるの?

歯の断面図

まずは歯の神経(歯髄)や周囲の構造について、歯の断面イラストを使って説明します。

歯髄神経や血管、リンパ管を含んだお肉のような組織です。
歯髄の外側に存在する象牙質を作ったり、象牙質内に存在する象牙細管という管を通じて象牙質に栄養を補給したり、余分なものを回収したり、様々な刺激を痛みとして伝えたりと、いろいろな働きをしています。歯は歯髄が存在していることで象牙質に潤いやしなやかさを保ち、噛む力にも耐えられる構造となっています。

歯髄の周囲には象牙質、その外周にエナメル質と続いていますが、このエナメル質はほぼ結晶の構造をしていて半透明になっています。
また象牙質内の象牙細管という細かい管は、歯髄からエナメル質との境までの間をまっすぐ走っています。エナメル質が半透明のため、象牙質の色が外側に透けて見えています。

歯の神経が死ぬと、どうして変色するの?

生きている歯(生活歯)と死んでいる歯(失活歯)では、色の〈原因〉部分が異なります。生活歯であれば象牙質自体の色が原因ですが、失活歯では象牙質内の細管の中に入り込んでしまった物質が変色の原因となります。

細管に物質が入り込む経緯
歯をぶつけたりすると、歯髄内で出血が起こります。また、虫歯などにより歯髄内に細菌が入り込むと、細菌をやっつけるためにリンパ球などの防御を働かせようとし、血流量が増加します。
歯の根の先(根尖)部分の歯髄は細く、その歯に〈流入する血液〉より〈流出する血液〉が少なくなると、硬い象牙質で覆われている歯髄内の圧力は高くなり、やがて歯髄が死んでしまいます。
歯髄のお肉が壊れたものと血液中の鉄分が象牙細管に入り込み、それが変性し色が黒くなっていきます。また、神経の治療をしたときも同じように血液の成分などが細管内に入り込むことで変色していきます。

変色してしまった歯の治療方法は?

失活歯の変色への治療方法は様々あります。残っている歯の状態やどんなことを望んでいるのかによって変わってきますので、順番に見ていきましょう。

オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング 歯の表面に薬剤を塗り薬剤を浸透させ漂白していく方法。変色がほとんどない場合や、後述のインターナルブリーチとあわせて利用する場合に向いています。
ただし、色戻りはありますのでしっかり理解した上での利用をおすすめします。

インターナルブリーチ 根の治療の後に、歯髄があった部分に漂白剤をいれて白くしていきます。細管部分に直接漂白剤が届くため、効果はかなり高いといえます。
ただし、ガスなどが発生し内圧が上がることからヒビなどが入っていない丈夫な歯質がしっかり残っていることが条件。

かぶせ物 変色した歯をぐるりと削り、かぶせ物をかぶせてしまう方法。もろくなってしまった歯を補強でき、歯が欠けていたり変色が著しい場合はかぶせ物が一番です。
ただし、歯を削らなければいけないという点に注意が必要です。また、かぶせ物自体の変色がなく自然なものなどを選ぶと〈自費〉のものとなります。

歯のマニキュア 歯の表面に色を塗る方法です。すぐに白くなりますが、かみ合わせによりすぐに剥がれてしまったり、歯に厚みが出るので唇に違和感があったりという点を理解した上での利用をおすすめします。
歯のマニキュアは即効性はありますが、あくまでも一時的に白くするものという形になります。

治療方法は様々ありますが、適した条件・どんなことを望んでいるのかを踏まえた上で慎重に選ぶ必要があります。
歯の変色にお悩みの方は、まずはどんな状態なのかしっかり把握するところからです。かかりつけの歯科医院でしっかり相談してみましょう!

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